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魚介類

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しじみ(ヤマトシジミ)あゆモクズガニ(ツガニ)トビウオ(アゴ)マアジアカムツ(ノドグロ)カレイ類どんちっち三魚
クロマグロ(ヨコワ)ブリ類キダイアマダイメダイマトウダイシイラハタハタニギスサワラ類
カナガシラ・ホウボウアンコウアナゴケンサキイカミズダコ松葉ガニ(ズワイガニ)ベニズワイガニ十六島のり
わかめイワガキアワビサザエエッチュウバイヒオウギ

川・湖の魚介
しじみ(ヤマトシジミ)

しじみ(ヤマトシジミ)
ヤマトシジミ 湖底の様子

特徴

県東部の宍道湖は、日本一の生産量を誇り、粒は大きく肉厚です。
大きく育ったシジミは、4cm以上にもなります。
宍道湖で獲れる魚介類の粋を集めた宍道湖七珍料理の一品“シジミ汁”は、肝機能回復の妙薬としても有名で、一年を通して欠かせません。
夏ばて、飲み過ぎに最適で「天然のサプリメント」です。

産地

宍道湖、神西湖

供給時期

通年

おすすめレシピ

・ しじみの酒蒸し   ・ しじみのパエリア

川・湖の魚介
あゆ

あゆ

特徴

島根県内では、清流高津川のアユや江川の巨アユなどが全国的に有名です。
とくに、ダムのない清流高津川で獲れるアユは香り豊かな逸品。
新鮮なアユを内臓ごと塩辛にした「うるか」は、県西部地方の特産品です。

産地

高津川、江の川ほか

供給時期

5月〜9月

おすすめレシピ

・ 干し鮎寿司

川・湖の魚介
モクズガニ(ツガニ)

モクズガニ(ツガニ)
茹でたモクズガニカニ味噌

特徴

上海ガニと同じ仲間で、海のカニにはない濃厚な味わいが特徴です。
親爪に長い毛が生えているのが特徴で、川と海を回遊して生きる習性からか、海のカニより脂分が強く味が濃厚です。 8月以降、産卵のために川を下ってきたところを、水中に金網カゴを沈めて捕獲しますが、資源保護のため未熟ガニは獲らないようにしています。
旬の秋頃にはさらに脂のりが増し、カニみその風味は雲丹以上に濃厚になります。 中でもウチコ(卵巣)を抱えたメスのおいしさは、仲間とテーブルを囲んでも会話を忘れるほど。 全体的に殻がやわらかいので、脚肉も甲羅の内側のみそも豪快にむしゃぶるのが一番です。

産地

高津川、江の川、神戸川

供給時期

8月〜11月

海の魚介
トビウオ(アゴ)

トビウオ(アゴ)
トビウオ代表的加工品「あごのやき」

特徴

翼のような大きな胸ビレを持ち、水面から飛び上がって滑空します。
6〜8月頃に南方から島根県沖に来遊し産卵、秋になると再び東シナ海に南下します。
県魚にも選定され、地元では「あご」と呼ばれています。

産地

全域

供給時期

5月〜7月

海の魚介
マアジ

マアジ

特徴

スズキの仲間。
島根県沖ではまき網で漁獲され、6月頃が脂がのって大変美味しくなり、タタキや開きにして食べられます。 頭の働きが良くなるとされるDHAやEPAを多く含んでいます。

産地

全域

供給時期

通年

おすすめレシピ

・ アジせんべい

海の魚介
アカムツ(ノドグロ)

アカムツ(ノドグロ)
アカムツ(ノドグロ)のどぐろ(のどの黒い様子)
のどぐろ(アカムツ)

特徴

口内が黒いところから、島根県では「ノドグロ」と呼ばれる高級魚です。
県西部の底びき網で獲れるノドグロは絶品。 煮てよし、焼いてよし、刺身はこれまたよし。
全身がトロのような脂のりで、一般的には煮つけで賞味されますが、新鮮な魚が手に入る地元では、刺身、塩焼き、魚すきなどでも賞味されています。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

8月〜翌年5月

おすすめレシピ

・ ノドグロのたたき

・ ノドグロのソテー [PDFファイル]   ・ ノドグロ、アマダイのへか焼き [PDFファイル]

海の魚介
カレイ類

カレイ
ムシガレイ(ミズガレイ)ソウハチ(えてがれい)
ヤナギムシガレイ(笹ガレイ)アカガレイ
ヒレグロ(べらんすがれい)

特徴

島根県ではムシガレイ(地元呼称ミズガレイ)、ソウハチ(エテガレイ)、ヤナギムシガレイ(ササガレイ)、アカガレイ、メイタガレイなど種類豊富なカレイ類が漁獲されます。

【ムシガレイ(ミズガレイ)】

白身で淡泊。 干しカレイの生産量は全国一です。 冬は子持ちが鮮魚で流通します。

【ソウハチ(えてがれい)】

島根県で漁獲されるカレイ類の中で漁獲量が一番多いカレイです。
一夜干しが主体ですが、鮮魚でも多く流通します。冬季のものは脂の乗りも良く、卵巣が発達していることから煮付けには最高です。 また、鮮度が良ければ刺し身にしても味が良い魚で、ヒラメの刺身と間違えるほどです。

【ヤナギムシガレイ(笹ガレイ)】

一夜干しが主体。 旨みの基となるイノシン酸が豊富です。

【アカガレイ】

1〜3月に県東部の海域で産卵前のものを漁獲します。 子持ちガレイの煮付けは定番品です。

【ヒレグロ(べらんすがれい)】

ソウハチと並んで島根県で多く漁獲されるカレイです。
比較的安価なため、国産カレイを用いた唐揚げ等の惣菜用としても有効活用できそうです。

産地

全域

供給時期

8月〜翌年5月

おすすめレシピ

・ メイタガレイの南蛮漬け    ・ カレイのカレー風味揚げ [PDFファイル]


海の魚介
どんちっち三魚

どんちっち三魚
どんちっちアジどんちっちノドグロ
どんちっちカレイ(ササカレイ)天日干しの風景(浜田)

特徴

浜田の三魚(アジ・カレイ・ノドグロ)の干物は、鮮魚のままでも美味しい旬の素材を原料に、流通段階で一回だけ冷凍する「ワンフローズン製法」をとっている。 これにより、生鮮物と同じくらいジューシーで、かつ深い味わいがある。

【どんちっちアジ】

4月〜8月に獲れる浜田産マアジは、脂ののりが非常に良く、全国のアジの中でもトップレベル。

【どんちっちノドグロ】

浜田産のノドグロは、脂ののりが良く、東京では「鯛」よりうまいと高い評価。

【どんちっちカレイ】

全国の干しカレイの4割以上が浜田で生産。 ササカレイ、エテカレイ、ミズカレイの3種類。
ササカレイは高級魚。 旬には脂質含有量が非常に高い。

産地

浜田市

供給時期

マアジ  ・・・ 4月〜8月
のどぐろ ・・・ 8月〜翌年1月
カレイ類 ・・・ 8月〜翌年2月

海の魚介
クロマグロ(ヨコワ)

クロマグロ(ヨコワ)
クロマグロ市場

特徴

マグロと一口にいっても、実はさまざまな種類があり、島根県で漁獲されるマグロ類は大半がクロマグロです。 小型のものをヨコワと呼びますが、大型のものではクロマグロと同じく、腹身の脂の乗りが良いものが多く、赤みはマグロと同様モチっとした食感があります。
気の利いた地元の回転寿司や居酒屋では、この時期の目玉として入り口の黒板に書かれていたりします。

産地

全域

供給時期

6月〜8月、10月〜12月

海の魚介
ブリ類

ブリ
市場に水揚げされたブリ(浜田港)

特徴

出世魚として有名ですが、島根県でも一本釣りをはじめ、各種の漁法で天然物が漁獲されています。 とくに冬に揚がる寒ブリは脂がのって最高に美味です。

産地

出雲市(大社町)、浜田市ほか

供給時期

通年

おすすめレシピ

・ ブリの和風バターホイル焼き [PDFファイル]   ・ ブリのしゃぶしゃぶ [PDFファイル]

・ ブリの胃の酢みそ和え [PDFファイル]       ・ ブリの柳川風鍋 [PDFファイル]

・ ブリのあら炊き、カマ焼き [PDFファイル]

海の魚介
キダイ(レンコダイ)

キダイ(レンコダイ)
キダイ(レンコダイ)刺身

特徴

マダイの仲間で夏に脂が乗ります。 白身で上品な味わいです。
島根では一般にレンコとかレンコダイと呼ばれます。
キダイは新鮮なものほど口や目のまわりの黄色が濃く、体も多少黄色がかって見えます。 寿司ネタや刺身としてはあまり使われませんが、高級惣菜物として塩焼き、吸物、煮付けなどにされます。
特に折り詰めなどの「鯛の姿焼き」として使われているのはこのキダイで、祝いの席には欠かせないタイ科を代表する魚です。

産地

全域

供給時期

通年

おすすめレシピ

・ 揚げ出しレンコダイ [PDFファイル]   ・ レンコダイそうめん [PDFファイル]


海の魚介
アマダイ

アマダイ

特徴

延縄、刺網、底引き網等で漁獲されますが、延縄が漁獲量の半数を占めます。
白身で柔らかく、淡白で上品な甘さから「甘鯛」とも書かれ、吸物、煮付などで賞味されます。
粕漬けや一夜干しも格別。

産地

出雲市、大田市ほか

供給時期

4月〜12月

おすすめレシピ

・ 食べ鯛飯

・ アマダイの唐揚げ [PDFファイル]   ・ アマダイ、ノドグロのへか焼き [PDFファイル]


海の魚介
メダイ

メダイ

特徴

お魚のアパート「魚礁」に集まる大型の魚。 名前のとおり目が大きく、漁師さんは「ダルマ」と呼びます。刺身でストレートに味わうより、冷やしたお皿に薄切りを重ねず盛りつけ、塩・オリーブオイル・バルサミコ酢・胡椒の順に味付けし、さらしタマネギ、イタリアンパセリをちりばめた「カルパッチョ=ダルマッチョ」がおすすめ。
メダイのおいしさの神髄はアラ(刺身ととった後の頭や皮骨)にあります。
おすすめは、大根鬼おろし炊き、土鍋に大根の鬼おろしとアラを入れ、少しのお酒を加え、炊きます。仕上げに芹をあしらい、ポン酢で食べます。 肝心の「目」は子供たちに大人気。

産地

全域

供給時期

10月〜翌年6月

おすすめレシピ

・ メダイの水たき

・ メダイのハーブ焼き [PDFファイル]   ・ メダイの海鮮キムチ鍋 [PDFファイル]


海の魚介
マトウダイ

マトウダイ

特徴

島根ではバトウと呼ばれます。 スーパーなどでは三枚に下したものが、パック詰めにされて並んでいます。 捕れたてのものは刺身にし、肝臓も一緒に利用します。
マトウダイの身は、加熱すると旨みが出てくるので、煮付け、塩焼き、フライ、バター焼きなどにして食べます。 庶民的な魚のイメージがありますが、フランス料理の素材としてもよく用いられます。
白身で淡泊なため、病院食としても利用されますが、身がほぐれやすく、小骨がないため離乳食にも適しています。

産地

全域

供給時期

5月、9月〜11月、翌年1月

おすすめレシピ

・ マトウダイの俵揚げ [PDFファイル]   ・ マトウダイのホワイトソース仕立て [PDFファイル]

・ マトウダイのフィッシュ&チップス [PDFファイル]


海の魚介
シイラ

シイラ

特徴

全国6位の漁獲量。流れ藻や流木などの物陰につく習性を利用した「シイラ漬け」で漁獲する。
4年で1m以上になる。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

6月〜10月

海の魚介
ハタハタ

ハタハタ

特徴

山陰沖で漁獲されるものは脂ののりが良く主として干物に加工されます。
地元では鮮魚でも相当量流通しており、大きいものは煮付け(濃いだし汁が合います)、小さいものはから揚げにされます。 地元の回転寿司では、寿司ネタにも使われます。 骨が柔らかく、身離れが良いので子どもにも人気があります。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

2月〜5月

海の魚介
ニギス

ニギス
ニギス刺身

特徴

この魚は鮮度落ちが速いため、多くは一夜干しに加工されます。 年中脂が乗っており、干したものを焼いて食べると秋サンマにひけを取らないぐらい脂がしたたり落ちます。
この他、家庭では甘辛たき、天ぷら、フライ、すり身団子などに料理されます。 獲れ立てのニギスが手に入る漁師さんは刺身にしたり、沖づくり(三枚に下ろしたものをお酢でしめる)にしていますが、刺身にすると青臭さが残るため、人により好き嫌いがあるようです。
単価が比較的安く、コストパフォーマンスという意味では、最高の一品と言えます。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

3月〜5月、9月〜12月

おすすめレシピ

・ ニギスの天ぷら [PDFファイル]   ・ ニギスの蒲焼き [PDFファイル]


海の魚介
サワラ類

サワラ類
サワラ刺身

特徴

秋〜冬に脂が乗ります。 活け〆ものは身割れが少なく刺身向きです。
大部分は定置網で漁獲されますが、本土沿岸域ではひき縄釣りで大型のものが漁獲されます。
肉質や脂の乗りはやや個体差がありますが、大型のものでは、身がサワラ独特のピンク色を呈したものが多く、また分析結果から脂の乗りも比較的良好なものが多いようです。
小型のサゴシ(0歳魚)については、定置網や浜田のまき網等で多く漁獲されますが、こちらは脂の乗りはあまり良くないものの、西京みそ漬けや一夜干し等に加工され、ネット販売やスーパーの商材として好評のようです。

産地

松江市ほか

供給時期

7月〜翌年1月

おすすめレシピ

・ サワラの柚香焼き [PDFファイル]   ・ サワラの幽庵焼き [PDFファイル]

・ サワラのネギソース [PDFファイル]


海の魚介
カナガシラ・ホウボウ

カナガシラ
ホウボウ
ホウボウ刺身

特徴

【カナガシラ】

白身で味が濃厚。 煮込むと良いダシがでるので、ブイヤベースの材料として珍重されます。

【ホウボウ】

カナガシラに似ていますが、胸びれが青く美しい魚です。
もっちりした身が身上で刺身がおすすめです。

産地

大田市ほか

供給時期

カナガシラ ・・・ 5月、9月〜12月
ホウボウ  ・・・ 9月、10月、翌年2月

おすすめレシピ

・ カナガシラのパイ包み焼き [PDFファイル]   ・ カナガシラのチリソース [PDFファイル]

・ カナガシラの南蛮漬け [PDFファイル]      ・ ホウボウの中華あんかけ [PDFファイル]


海の魚介
アンコウ

アンコウ

特徴

島根県では、アンコウとキアンコウの2種類が流通。
美味しいのはキアンコウ(アンコウは口の中に白い斑点があり、これで見分ける) 食材としては、鋭い歯と大腸以外は全て食べられる。 アン肝は海のフォアグラ。 鍋以外に身の部分は唐揚げ。皮は酢の物でゼラチン質の食感を。コラーゲンがたっぷり。 成分 アン肝:DHA、EPAとも豊富。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

9月〜翌年4月

海の魚介
アナゴ

アナゴ

特徴

年間を通じて脂の乗りが良好。 浜田では血抜きしたアナゴを一夜干しに加工します。
島根県ではマアナゴ以外にもクロアナゴ、ギンアナゴ、シロアナゴ、ゴテンアナゴなど多くのアナゴの仲間が漁獲されています。
出雲地方や隠岐地方ではマアナゴのことを「ハモ」と呼び、本物のハモは「トウヘイ」と呼んでいます。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

8月〜翌年5月

おすすめレシピ

・ あなごのピカタ    ・ あなごとほうれん草のミルク煮


イカ類
ケンサキイカ

ケンサキイカ
ヤリイカ

特徴

島根県では、シロイカまたはマイカ(石見地方)と呼ばれ、もっとも好まれるイカです。
適度に肉厚で甘みがあり、刺身のほか、煮付け、干イカ、イカどんぶりにしても美味しく食べられます。 甘み成分のアミノ酸が豊富です。

【スルメイカ】

島根県ではスルメイカは「シマメイカ」、「マイカ」、「サルイカ」などと呼ばれ、出雲、隠岐地方を中心に古くから重要な魚種となっています。
漁場が近いので生で水揚げします。 冬になると隠岐を中心に定置網でも漁獲されます。 隠岐西ノ島では、スルメイカが集団で押し寄せるイカ寄せの浜というのがあって、古くから人々の生活に深く密着しています。
刺身はもちろん、煮付け、天ぷら、いか飯、酢物、スパゲティなど癖がないため、和・洋問わず色々な料理の素材に用いられています。 そのほか、塩辛、スルメなど加工品としても広く利用され、お酒のおつまみには欠かせない食材となっています。

【ヤリイカ】

秋〜春にかけて漁獲されます。
雄は大型に、雌は小振りで子持ちになります。 雌は子持ちイカの煮付けが、雄は刺身が美味しく、冬お薦めの一品です。

産地

全域

供給時期

6月〜11月

おすすめレシピ

・ あおりいかのサラダ   ・ ふわふわイカパン   ・ イカげそのチヂミ [PDFファイル]


タコ類
ミズダコ

ミズダコ
広げたミズダコ

特徴

超大型のタコです。マダコよりも食感が柔らかいのが特徴です。
にぎり寿司、たこ焼、酢だこ、たこ薫(くん)はよく知られていますが、大きくて柔らかいので、タコのしゃぶしゃぶや、たこ飯、生だこの刺身など、タコの産地でしか味わえないような食通好みの料理もあります。 一般に足が食卓に上がりますが、頭の方が柔らかく、味があって美味しい、と漁師さんの間では評判です。 また、タコには血液中のコレステロール値を下げるタウリンがたくさん含まれています。

産地

大田市、浜田市ほか

供給時期

5月、6月、11月〜翌年3月

カニ類
松葉ガニ(ズワイガニ)

松葉ガニ(ズワイガニ)
松葉ガニ(ズワイガニ)松葉ガニ(ズワイガニ) タグ付き
松葉ガニ(ズワイガニ) 2つ

特徴

松葉ガニ、越前ガニの名前でも知られ、島根県では隠岐が主生産地です。
日本海では、ほとんどが底引き網で漁獲されていますが、島根県では日本海で唯一カゴでていねいに漁獲しています。 漁獲物を傷つけないため、底引きで漁獲されたカニよりも活きが抜群で、極めて良質です。

産地

隠岐郡

供給時期

11月〜翌年2月

カニ類
ベニズワイガニ

ベニズワイガニ
ベニズワイガニ

特徴

島根県の漁獲量は全国でも1位、2位を争う。
ズワイガニ(松葉ガニ)に比べて値段は5分の1前後と割安。
ベニズワイガニとズワイガニ(松葉ガニ)は、ゆでると同じ色。識別は甲羅の横の線。 松葉は2本線のまま。 紅は、途中から2本の線が1本。

産地

隠岐郡

供給時期

9月〜翌年6月

海藻類
十六島(うっぷるい)のり

十六島(うっぷるい)のり

特徴

日本最古にして最高級の「十六島のり」。 出雲市(平田)の十六島地方で獲れる貴重な岩のり。
天然で、きめが細かく、芳香は上品で、磯の香りが高く、弾力があり、板状に干したものは「黒紫色」でツヤがあります。
歴史は古く、奈良時代の「出雲国風土記」に楯逢郡の海苔は最優良と見えます。 出雲国の「のり」は、奈良・平安時代に献納品として、朝廷に納められていました。
出雲地方では、正月素材(雑煮)として珍重されています。 なんと学名も「ウップルイノリ」。

産地

出雲市(十六島地区)

供給時期

12月〜翌年1月

海藻類
わかめ

わかめ
わかめ水揚げわかめ作業

特徴

「めのは」とも呼ばれる山陰地方の伝統的な食品。
山陰のわかめの歴史は古く、出雲国風土記には、めのはの記述が見られます。 宮中料理の一つに「出雲のめのは飯」が伝わりました。 これは隠岐から出雲に脱出した後醍醐天皇に地元の漁師が振る舞った伝説に由来しています。
現在でも旧暦1月5日には出雲市大社町の日御碕神社で、和布刈(めかり)神事が古式ゆかしく執り行われるなど、ワカメは食文化のみならず山陰地方の人々の生活に深く関わっています。 軽く焙ってご飯やお酒のお供に最適。加工過程で熱を加えていないため、栄養成分が壊されず、栄養面で優れています。

産地

出雲市、隠岐郡ほか

供給時期

3月〜5月

貝類
イワガキ

イワガキ
イワガキイワガキ海中の様子

特徴

「日本海のミルク」と呼ばれ、種苗生産から育成・販売まで隠岐島内で一貫生産されています。
おいしさの指標=グリコーゲンが多く食品ではタウリン含有量No1。1130mg/100gで栄養ドリンクより多い。 養殖いわがきは平成4年、全国に先駆けて隠岐で種苗生産・養殖に成功しました。

産地

隠岐郡

供給時期

3月〜7月

おすすめレシピ

・ いわがきの茶巾揚げ

貝類
アワビ

アワビ(クロアワビ)

特徴

アワビと日本人の関わりは古く、慶事の進物につける熨斗(のし)の風習はアワビの身を薄く熨(の)したものに由来することをご存知の方も多いと思います。 また、中華料理の高級食材でもある干あわびは、古くから日本の重要な輸出海産物であり、隠岐や出雲からも盛んに朝廷に献上され、中国へ輸出されていました。
一般にアワビと称されるものにはクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ、エゾアワビの4種がありますが、このうち島根県にはエゾアワビを除く3種類が生息しています。 漁獲量のほとんどはクロアワビとメガイアワビの2種類で占められ、足に相当する身の部分の色から漁業者は前者を「クロ」、後者を「アカ」と呼んで区別しています。 マダカアワビは3種の中で最も大型になり、以前NHKの人気番組「ぐるっと海道3万キロ」で隠岐西ノ島の大アワビとして紹介されて有名になりました。 当時は3キロ近い大型個体が素潜りで漁獲されていましたが、現在ではほとんど姿を見ません。
隠岐では、身の締まりが良いエゾアワビの養殖も行われています。

産地

全域

供給時期

4月〜5月、8月〜9月、12月〜翌年2月(隠岐アワビは通年)


貝類
サザエ

サザエ
サザエサザエ

特徴

全国5位の漁獲量。 とげのあるサザエは、外海の洗い磯、とげがないサザエは、内湾産が多い。
サザエの尻尾が緑色は雌。 クリーム色は雄。 壺焼き、刺身、サザエご飯が一般的。 サザエご飯は、ゆで汁で焚くのがコツ。 隠岐郡海士(あま)町では、サザエ入りレトルトカレーが商品化。

産地

全域

供給時期

7月〜翌年4月

おすすめレシピ

・ 海からの贈り物 貝の小包み

貝類
エッチュウバイ

白バイ(エッチュウバイ)
白バイ(エッチュウバイ)白バイ(エッチュウバイ) むき身

特徴

島根県沖の水深200〜300mに棲む、巻き貝の一種です。
一般的には、なじみが薄いが漁師がアワビより旨いと絶賛する食材。 金沢では、高級食材の一つ。
コリコリした食感で寿司ネタに最高。 島根県では「シロバイ」と呼ばれています。

産地

大田市、隠岐郡

供給時期

3月〜11月

貝類
ヒオウギ

ヒオウギ
ヒオウギ貝(生)ヒオウギ貝(磯焼き)

特徴

ヒオウギ貝は二枚貝の中で最も色彩に富み、赤・黄・橙・紫など鮮やかな貝殻を持っていることから、人工的に着色しているのではないかと疑いたくなるほどですが、カラフルな殻はすべて天然色です。
隠岐島を中心に篭による養殖が行われていて、秋に直径1cm程の稚貝が翌年の冬には直径10cm前後にまで成長して出荷されます。
甘みがあって色々な料理に向きます。 貝柱は刺身、フライをはじめとして酒蒸し、バター焼き、炊き込み御飯にしてその味覚を楽しむことができます。 また、鮮やかな貝殻はアクセサリーや土産物としても活用されています。

産地

隠岐郡

供給時期

通年


※資料は島根県水産技術センター提供。
  文章・画像・レシピの大部分は、 島根県水産技術センターのホームページ(http://www.pref.shimane.lg.jp/suigi/
  「島根のさかな」「島根の旬の魚一口メモ」「お魚図鑑」より引用