特徴
「出雲そば」の特長は、ソバの実を、黒い甘皮ごと挽く“挽きぐるみ”という製粉方法にあります。
そのため、他の地方のものに比べて、色黒で香りも豊かです。 麺に強いコシがあり、そば本来の甘みや滋養を噛んで味わえます。
甘皮には、ポリフェノールの一種、ルチンが含まれています。 ルチンは、毛細血管の強化、血栓防止に役立ち、血流をスムーズにします。 高血圧や動脈硬化等の改善など生活習慣病を防ぐのに効果的です。アレルギー治療薬としても利用。 コラーゲンの合成を促進し、肌のシミやシワ、たるみを防ぎ肌の老化を防止します。
出雲の伝統的な食べ方は割子(わりご)そばと釜揚げそばです。 割子そばは、茹でたてのそばと薬味を小ぶりな平鉢に盛り、辛口のダシをかけて食べる形式は、地域の祝い事や弔いの席でも大いに重宝されました。 割子に小分けされたのは江戸末期から明治の初め頃で、時代とともに丸い塗りの器に入れられるようになりました。
一方、山間の奥出雲地方を中心に発達したのが、熱々の釜揚げそばです。 こちらは、そばを茹で汁ごと丼に盛り、濃い目のダシを注いで豪快に食べます。 そばの旨味が溶けだした茹で汁は、栄養満点で腹持ちが良いので、たたら製鉄・炭焼き職人や農家の日常の食事として、地域に深く根付いた歴史がある。
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